落つる黄葉に思ふ心

君が家の黄葉(もみぢば)今朝は散りにけり 時雨(しぐれ)の雨に濡れにけらしも   万葉集 巻十 二二一七


風香意訳:あなたの家の黄葉(もみじ)は今日散ってしまったのでしょう。まるであなたの心の涙のような時雨に濡れて・・・。

秋の終わりから初冬にかけて降る雨、時雨。その雨とともに落ちていく色とりどりの黄葉。
我が家の庭を竹箒で掃いていましたが、自分の髪が小枝に触っただけで、音もなくはらはらと落ちていく黄葉に去り行く秋を感じています。
今日のようなお天気に読まれた句かもしれません。

 

                                                                   2009年12月3日 wrote

 

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